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【続】まちつく 地域づくり表彰を受賞する

前回、国土交通省、全国地域づくり推進協議会、一般財団法人国土計画協会が主催の地域づくり表彰 全国地域づくり推進協議会会長賞 の受賞について少し書かせていただきました。その続きです。

一次審査の書面審査を無事に通過した私たち「まちつく」は、二次審査に向けて10分間のスライド発表、質疑応答に向けて準備をしていました。

そんなときに届いた知らせは、二次審査はオンライン開催になりました、とのお知らせでした。正直なところ、国土交通省に伺って、そこでプレゼンをさせていただけるのを楽しみにしていましたので、これは残念な知らせでした。オンラインでは、会場の審査員の方々の空気感も分かりませんし、声の大きさや話すスピード、質問も聞き取りにくいし、とにかく難しい。

二次審査もやりきったー!

というストレスフルな状況から脱出したときの写真です。審査委員の方々の質問はとても好意的で、活動開始から2年目にして、参加者が激増していることや、さらに3年目に向けて、どんな活動をしていきたいか。
また、事務局ではなく、学生の運営チームとして参加してくれている 今西蓮さん にも、学生運営メンバーとして1年目、2年目の活動にどのように関わってきたか、といった質問をいただき、それぞれこれまでの活動を振り返り、率直にお答えすることができました。

終了した直後の手ごたえとしては、これは何らかの賞はいただけるのではないか?と期待していましたが、実際に発表されるまでは、やはり不安で、緊張するものです。それだけに、報道発表で

国土交通省 報道発表資料より抜粋

選定理由部分を改めて転載してみますと

若者の意見に真摯に向き合い、若者を真の主役として、持続可能な形で地域づくりを担わせたこと

「市に残りたい」という高校生割合の激減ショックに目を背けず、若者自身が当事者として課題に向き合い、実施まで行わせる大がかりな実験を、まちぐるみで支援したことを評価。高校生や大学生をまちづくりに巻き込む企画は多いが一過性のものになることが多い中、事業開始から日が浅いものの、足元を見据え財源や資金捻出に関する取組や、市や各種団体が十全に支える等、継続性・発展性を強く意識したものとなっており期待できる。若者自身が、まちの有休資源の活用とともに地域の現実に向き合い「わがごと」として認識することで、主体的な地域づくりの責任と面白さを体験でき、新しいエネルギーが地域に生まれており、社会実験の域を超えた価値がある。

国土交通省 令和4年度地域づくり表彰 選定理由

こちらがお伝えしたかったことも、限られた時間の中で、どこまでお伝えできただろうかと思っていましたが、蓋を開けてみれば、むしろプレゼンでお伝えしきれなかったような隅々まで拾っていただいて、講評として発表いただき、これまで受賞に向けての資料作成も報われたと、感激いたしました。

先のグッドデザイン賞もそうですが、こうして受賞の知らせが届くと、これまで、本業の合間に、昼も夜も、休日も、学生たちをサポートしてくれたメンバーに、少しでも恩返しができた…と、じわじわと喜びに満たされます。

自分たちが住む地域を少しでも良くなるように、楽しく日々を暮らせるようにと、日々活動してくれているわけで、客観的に、しかも権威ある賞をいただけたことは、本当に有難いことです。
活動2年目にして、2つの異なる賞をいただけたことで、いよいよ3年目のまちつくは、どんな活動をしていくのか、それはまた改めて書きたいと思います。3年目も楽しみです!

メンバー代表で、ダブル受賞を市長に報告しました


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