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真岡市の図書館に1日1500人が訪れた日

2024年1月28日(日)、晴天。
真岡市立図書館で図書館主催のイベント
「リブフェス2024」が開催されました!

真岡図書館内では、市内の読み聞かせ団体が集結して一日読み聞かせを行う「おはなしカーニバル」、謎解きや豆本づくりなどたくさんのコンテンツが!そして私たちまちつくでは、図書館の前庭をつかって真岡では初めての「一箱古本市」、焚火でスモア体験とホットレモネードの販売を行いました。

1日の来館者数…



なんと…



1505人!!!


先週の日曜日の来館者数は375人だったそうなので、およそ4倍です。図書館にこんなに人がいるのを見たことがない!という声もお聞きしましたし、私自身「静かに読書する場所」という図書館の印象がガラッと変わりました。たくさんの人に来ていただけたイベントになったので、次回も開催したい!という想いも込めて、わたくし、地域おこし協力隊のあわっち(粟村)がnoteに書き記したいと思います。



図書館×読み聞かせ団体×まちつくの協働


今回のイベントで個人的に一番よかったところ!それは3団体で協力してつくることができたことかなと思います。図書館さんが主導してくださって、前庭はまちつくでコーディネートを任せていただきました。

そしてなんといっても「おはなしカーニバル」!これは、市内読み聞かせボランティア、市内朗読団体、市内民話団体の15団体、図書館ボランティアの方々が団結して生まれた初めての取り組み。こんなに読み聞かせ関連の団体さんがあったなんてびっくりしましたし、参加された方がみなさん楽しそうで生き生きされていたのがとても印象的でした。


「もったいない」本の利活用


まちつくで行った「一箱古本市」。段ボール1箱分の本を持ち寄り、誰でも1日古本屋の店主になって販売できる、フリーマーケットのような古本市です。全国的に行われている取り組みですが、真岡での開催は初めてでした。応募してくださる方がいるかな…?と不安でしたが、ふたを開けてみれば募集した10名はすべて埋まり、無事開催することができました。

特に絵本が大人気!多くの方が足を止めて本棚をのぞいてくださり、中には50冊以上売り上げる猛者も現れました!!!販売者と出店者、出店者同士の交流も生まれて、思った以上に楽しいイベントになりました♪

会場には「まちつく文庫」も展示しました。まちつく文庫とは、図書館の廃棄本や、市内外の方から寄付いただいた本でつくった文庫です。普段も公共施設や民間のお店に置いていただき読んでもらう機会をつくっています。今回は図書館の庭の木に大きな本棚をつくり、自由に持ち帰りOKにして展示したところ、イベント終了時には半分くらいがなくなっていました(!!!)予想以上!たくさんの本が新しい持ち主のもとに迎えてもらえて、うれしい限りです。

家に眠っているもったいない本を、その本を必要としている次の持ち主へ。本が地域で循環するイベントの一つになったのではないかと思います。参加いただいた方には「次も出店します!」という嬉しいお言葉をいただくことができました。


図書館の庭で焚火をしたい


そして今回のイベントでもっとも頑張ったところ…!!!
会場の雰囲気づくりです!

ひときわ目を引く3張のテントでは、映画を上映したり、中に入って本を読めるようにしたり棚をつくって本を飾ったり。ガーランドを高い木に吊ったり。出店者の中にはウエディングドレスを持ってきて飾ってくれた方も。

一箱古本市の出店者のブースは、廃校の机といすを土台に、すのこを活用して作った本棚を用意して作りました。

なんといっても焚火。

さらに、この焚火でマシュマロを焼いて、チョコレートと一緒にクラッカーにはさんで食べるスモア体験も実施。ホットレモネードも準備して、学生が主体となって販売してくれました。


最初は「冬のイベントだと寒いから、焚火があったらいいですよね」という軽い一言からでした。それは良いねと盛り上がり、企画が動き始めました。

図書館で焚火?と思うじゃないですか。多分。行政や図書館の関係者の方ほど、おそらく思うじゃないですか。でも、誰もできないとは言わなかった。それどころか、「こんな雰囲気でやりたいんですけど…」と私が描いたイメージ図を、はるかに凌駕する出来栄えの会場が、気が付くと出来上がっていました。ほんとびっくりするんですけど、高校生のお二人に手伝ってもらって調理室で作業して帰ってきたら、会場出来上がってたんですよ。魔法か?

まちつくメンバーである鶴見建設(株)の上澤さんは、前日準備からトレーラーをけん引して颯爽と現れ、中から素敵テントを次々と取り出し組み立ててくれました。焚火台も薪も、あれよという間に設置されてゆく…

WEDDING CoCo.の久保田さんは「子どもたちにウエディングの魅力を伝えたい」とドレスまで持ってきてくれるではありませんか!さらに飲食店のノウハウを生かしてスモアやレモネードのオペレーションも監督してくれました。

(株)大泉エンジニアリングの伊澤さんは、一箱古本市で使う本棚をデザイン。使われなくなったすのこを活用するアイデアを出してくださっただけでなく、実際にそれをカタチにするための器具や設備、ノウハウも惜しみなく提供してくれ、あの素敵本棚ができあがりました。


STUDIO CORDの柴さんは映画のスクリーンや音響を用意してくださり!
(株)SKBのなるさんは高所作業を担ってくれたり、頑張ったスタッフにコーヒーやお菓子を振舞ってくださり!
高校生、大学生メンバーのみなさんはスモアやホットレモネードをたくさん販売し、子どもたちと楽しく交流してくれました。こうして、真岡まちづくりプロジェクトの底力を実感するのでした…!


できると思ってやれば、できないことなどないのだと、教えてくれるのが真岡のイベントの景色だと思うのです。それを実現できる側になっていきたいなあと思った、リブフェス2024、もおかの一箱古本市でした。



真岡図書館の本の貸し出しも、前週の205名790冊から、297名975冊と200冊近く増えたとのこと!本に親しむきっかけの一つになったら幸いです。次はどんな取り組みが生まれるのか?これからが楽しみです。今後とも真岡まちづくりプロジェクトをよろしくお願いします♪♪♪

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